日焼け止めでコーティングした肌には、その日のうちにじっくりケアを行ってあげましょう。この一日の終わりの部分をきっちりと締めくくらなければ、せっかく行った日焼け対策が、逆に肌に損を負わせる羽目になってしまうからです。
日焼け止めを、肌は汚れとして扱っています。ボディソープで取り除いてやるのが基本です。ウォータープルーフは取れにくいのがメリットですが、反面、普通の方法ではなかなか落ちないです。専用クレンジングに頼ります。
取る時は勢いに任せると、必要以上に擦ってしまって必要な成分まで落ちるうえ、余計なダメージにもなって、シミを増加させる危険度が上がります。ゆっくりとした動きの方が、実は確実に落とせます。
拭くタイプもありますが、過分な摩擦が恐いですから、肌を思えば従来の洗って流す方を勧めます。
その後疲労でいっぱいいっぱいな肌には、お風呂上りにでもコスメで癒してあげましょう。日焼け止めとはいえ薬剤ですから、除いたとしてもまだフォローケアが要ります。
いけないケアがあります。日で火照った肌には、切ったキュウリ、レモンを貼っておくと気持ち良くて効くと言われますが、これらに含まれる成分が、光を吸い込んでしまう性質持ちで、シミづくりを担う原因になってしまいお勧めできかねます。寝る前ならまだしも、今から出掛けるなら厳禁です。コスメでも、含有エキスに注意しましょう。
ケアアイテムの仲間で、オイルがあります。使ったら日焼け対策を阻まないか、料理の油のイメージで、ついコンガリさせるのではと心配しそうです。が、大丈夫です。日焼け対策として有用ですし、美容としても活かせます。